子どもの発熱の時の坐薬の使い方

こどもが熱を出して坐薬をもらったんだけど、どうやって使うんだっけ・・・?

お子さんが熱を出した時に、坐薬の使い方がわからないと不安ですよね。
ここで基本的なことを確認しておきましょう

発熱時の坐薬の使い方の基本的な流れ

  1. 坐薬を指示された大きさにカットする
  2. ベビーオイルなどで滑りを良くする(無ければ水をつけるでもOK)
  3. 子どもを仰向けに寝転ばせて、坐薬の太いほうから肛門内に入れる
  4. 入れたらしばらくティッシュで肛門を押さえる
  5. 坐薬を入れたら10-20分程度あまり動かないようにする

※坐薬を切る時は、袋から出さずに切ると、滑らずにうまく切れるので試してみてください。

発熱時の坐薬に関するQ &A

坐薬は常温で保存して大丈夫ですか?

坐薬は体温で溶けるようになっているので、基本は冷蔵庫で保存しておくほうが良いです。

使う時は冷蔵庫から出してすぐは坐薬がかたくなっており、カットするときに割れたり、入れた時の刺激が強くなったりするので、少し手で温めてから使うと良いです。

坐薬を入れてすぐに出てきてしまったのですが、もう一度入れて大丈夫ですか?

出てきてしまった坐薬が、形がくずれておらず手で持てる程度であれば、それをそのままもう一度入れて大丈夫です。

形がくずれている場合は、ある程度薬が吸収されている可能性が高いですので、そのまま様子を見ましょう。

別の新しい坐薬をすぐに入れるのはやめましょう

坐薬を入れても熱が下がらないのですが、どうしたらいいでしょうか?

坐薬で熱が下がらないと不安ですよね。

ですが坐薬で熱が下がらない=状態が悪い、とは限りません。

水分が摂れていて、活気があれば自宅で様子を見ても大丈夫です。

水分が摂れない、ぐったりしているなどの状態であれば熱の有無に関わらず早めに病院を受診してください。

まとめ

発熱時の坐薬の使い方の基本的な流れ、よくある疑問について解説しました。

熱が下がることで水分が摂りやすくなったり、眠りやすくなったりするため、坐薬を上手に使ってあげましょう。

水分が摂れない、ぐったりするなどがあれば熱の有無に関わらず早めに病院を受診しましょう。

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